仮設住宅のカビが問題になる
本日の産経新聞にて「老朽化が進む仮設住宅 カビ発生で肺炎不安も・・・」
との記事が掲載されていました。
以前から別のブログにて書かせて頂いたのですが、東日本大震災の被害者
の皆さんが住む仮設住宅には問題があり過ぎることを指摘していました。
元々、東日本大震災前は大きな家に住んでいる人がほとんどだと思いますの
で仮設住宅の様なプレハブ造りの簡素な家に住んだことなど無く、住み方の
指導も無く、結露によるカビが著しい室内のカビ発生を蔓延させることに
繋がることも知らずに生活が続くことを懸念しての指摘でした。
それが具現化したに過ぎません。
簡素な断熱、単板の窓にアルミ枠、ジプトン天井で雨漏りも発生!
本当に最悪な状況が続いています。
また、カビ対策としては片手間な対策が横行している可能性が高く、専門の
防カビ工事を勧める人も皆無だと思います。
劣化が進むプレハブ造りの仮設住宅では出来る事が限られていますが
被害者の皆さんがカビが原因で肺炎になっては意味がありません。
カビが発生し難い環境を国や県、市が一丸となり作るべきでしょう。
費用の面もありますので軽々には言えませんが、防カビ工事なら可能なの
ですが現実にはお金が絡むのでなかなか難しいとも言えます。
結露が酷いのは住み方の工夫も関係しているのですが、断熱不良の家です
から寒くて当然なのです。
結露を少なくして、カビを止めると言うことになるとハードルがグンと上がります。
出来れば、新しい住居を提供してもらいたい!と心から願っています。
カビが原因で体調を崩す人が少なくなることを祈りつつ、カビ対策には
防カビ工事が第一選択と言う事実を知って頂ければ幸いです。
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