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結露とカビ

断熱処理は結露とカビを防ぐ重要な工事

多摩地区マンションの防カビ工事が終わりました。
マンションは今日の様な寒い1日でも暖かく感じる快適な場所です。

マンションの暖かい部屋でも壁や天井は結露で濡れます。
その為、カビが大量発生することがありますし、壁の石膏ボードが
濡れて外れることすらあるのです。

たまたま一部の壁を開口してみたら…


薄いスタイロボードでも断熱処理と言えるのか?

石膏ボードと断熱材が最初からくっ付いているスタイロボードと
言われる建材を使用していました。
石膏ボード部分は壁なのに!壁なのに9.5mmなのです。
一般的には12.5mmなのですよ。

しかも、スタイロフォーム(ウレタンフォームと書いたほうが良いのか)
の厚みは2.5cmしかないのです。
これで断熱処理と言えるでしょうか?

中には、コンクリートの厚みを増して断熱材を少なくするマンション
もあるようですが、写真の建物がまさしくそれでした。


断熱材(断熱処理)は外気と室内の温度差を遮断する為に必要なもの。
だから断熱材には注意が必要だと思っています。

どうすれば室内を暖かくして結露やカビを減少させることが可能
なのか?未だに決定的な解消方法がありません。
特に後付けの場合は、限界があります。
本当に頭の痛い問題です。


 

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