【賃貸マンション退去後】壁紙カビ発生は誰のせい?
賃貸業界は入退去の超繁忙シーズン
を迎えています。
賃貸マンション退去後に壁紙カビが
発生し、その責任の所在で揉める
ことが多々あります。
東京都ルールや国交省のガイドライン
再改訂において、壁紙カビについては
かなりグレーゾーンと言えます。
カビ発生原因の1つである結露を放置
し続けたら善管注意義務違反になると
書かれているのですが、実際は日々拭き
取ることなど出来るものではありません。
※建物の構造用の問題も大きく絡んで
来るので入居者が頑張っても限界があり
ます。
そのため、著しい結露が発生している
時やカビが発生した時は、管理会社や
大家さんに報告する義務がありますの
で、管理会社や大家さんに対応して
頂く必要が出て来ます。
ここで問題なのが、管理会社や大家さん
が行うカビ対策が効果の無いカビ対策
になることが良くあり、結果として
カビが再発した時に入居者の住み方が
悪いと言って責任転嫁するケースが
実は少なく無いのです。
(昨年も同様のケースがありました)
つまりは、効果の無いカビ対策をする
のは止めてもらいたい!
これは入居者側からの声になります。
下手すると何度も同じような工事を
されて不快に思う入居者も少なくない
はずです。
(ほぼ毎年そのような賃貸マンション
やアパート・戸建賃貸を見ています)
大家さんが言うのは皆同じです。
「家賃収入から考えると、月5万円
の家賃だとしたら、カビ対策工事に
10万円かけると2ヵ月以上住んで
もらわないといけなくなる」という
大家さんならでは論理です。
都内ならお金をかけてカビ対策出来る
が川を渡った埼玉県では家賃がグンと
下がりますので、思い切った工事が
し難いというのが大家さんの意見。
つまりまともなカビ対策はされて
いません!と言うのと一緒なのです。
賃貸マンション退去後の壁紙カビ
ですが、カビが発生した時に報告
しているか?がとても重要になり
ます。
その上で、著しいカビが発生して
いる場合は、結露を放置し続けたの
が原因と判断されますので、随時
報告し続けることが重要です。
結論になりますが、写真のようなカビ
が壁紙に発生した場合、入居者の責任
と言われてもおかしくないので責任は
入居者にあると言えるでしょう。
※報告し続けていれば、原状回復工事
の何割かは大家さんが費用負担して
くれる可能性もあると思います。
皆さんはどう思いますか?
グレーゾーンだけに誰の責任と言い難
いことがありますが、大家さんや管理
会社と入居者が良く相談するのが一番
の解決策になるとプレモでは考えて
いるところです。
賃貸マンション・アパート・戸建賃貸
で間違ったカビ対策をされないために
プレモ防カビ工事をぜひご検討下さい
ませ。(大家さんや管理会社からの相談
お待ちしております)
対応地域は、埼玉県・東京都を中心に
千葉県・神奈川県にも対応しています。
現調(下見)しなければ相談に乗れない
ことがあります。ご理解下さい。
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