壁紙裏側から発生したカビ(埼玉県鶴ヶ島市)
壁紙に発生するカビは2種類に分けられます。
1)壁紙表面のカビ
2)壁紙の裏側からのカビ
特に問題になるのが、2)の裏側からのカビです。
主に結露が問題になります。
・コンクリート下地で直接壁紙が張られている壁天井。
・下地が石膏ボード、もう1面がコンクリート下地で合わせ目の凹んだ
入隅と呼ばれる壁と壁が合わさった場所。
・外壁側から30cmまでのコンクリート下地の天井。
写真はコンクリート下地に直接壁紙が張られていたケースです。
実は、5年前に防カビ工事を行いました。
3年間の壁紙のカビ保証が付いていたのですが、保証が終わった後に防カビ工事をする前と同じ場所がまたカビてしまいました。
言い訳はしたくありませんが、ともかく濡れるのです。
その対策をどのようにされていたのか?は不明です。
施主様ご夫婦にもお子さんが生まれ、部屋のカビ対策どころでは
無くなっていました。(壁紙のカビ3年保証の後に生まれました)
ただ、同じ場所にカビが発生するのは問題です。
明後日、また防カビ工事を行います。
何度も書いていますが、濡れ続けるのが分かっているのなら
結露対策を必ず行いましょう。
濡れ続けるコンクリート下地に耐えられる防カビ工事は無いと
思って下さい。(それでも非流失性の高い薬剤を使用しているのですが)
次回からは、強制的な除湿をお願いする予定です。
小さな申し訳ない程度の除湿機による除湿は絶対にダメです。
家族の健康を守る意味でも、6帖なら10帖以上のタイプ(ハイブリッド式orコンデンス式)にするべきなのです。このことをお忘れなく!
仮に、湿度計でお部屋の湿度をチェックした際に、60%位だから
大丈夫だろうと考えるのは早計です。
コンクリート下地があるのなら、掌を当ててみて下さい。
指先を当ててみて下さい。
もし、しっとり濡れている様なら、除湿機を濡れている場所に移動させてしっかり除湿しましょう。
それが最善の方法なのです。
※現在、大工・内装業者が不足しています。
壁・押入れの断熱工事、フローリング工事を請けられる大工。
壁紙張替えに伴う防カビ工事の際の内装工事を請けられる内装業者。になります。
詳しくは、有限会社プレモのホームページから問合せ下さい。
カビが発生し難い環境を一緒に作りましょう!
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