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防カビ工事

カビは生き物と言うことを忘れていませんか?(東京都杉並区編)

東京都杉並区にて社宅の防カビ工事を行いました。
以前から思っていたことなのですが、局所的に防カビ工事して
下さいと言う建築会社・リフォーム会社があります。
いい加減書かないと分からない会社や担当者がいますので
この場を借りて書いておきたいと思います。


カビが発生している場所を指して「この場所だけ」防カビして!
と言う事例が沢山あります。
何故カビが発生したのか?深く考えていない施主様や工事会社
が必ず言うセリフです。
酷い時は、縦30㎝×横30㎝みたいな言い方をして来ます。
本当にその部分だけ防カビすれば良いのでしょうか?

例えば、押入れです。
押入れの一部がカビている場合、その部分だけ防カビしてもダメ
なのを皆さんはご存知でしょうか?
カビ胞子は飛散します。
そしてカビ胞子は肉眼で見えなくなります。
何処に行ったのでしょうか?(押入れの中に潜んでいるのです)

押入れと言えども部分的な防カビでは無く、押入れ全体の防カビが
必要なのですが、理解しない人がいます。


カビは条件が整えば繁殖活動が活発になり広がります。
それでも一部のカビだけを防カビすればそれで良いと言う会社があります。
カビを現象として捉えているから部分的な防カビのみで終わらせると言う
発言になるのです。
残念ながらその様な対応ではカビは防止出来ません。
カビは生き物なのです。
それを自覚しないといけません。

目先のお金も大事ですが、二度工事三度工事する様なことになったら
皆さんはどう思いますか?

カビは生き物であり、現象ではありません。
生き物の繁殖を防止する難しさを考えて下さい。
あまりにもおかしなことを言う建築・不動産会社が多いのに閉口
している日々が続いています。

カビは飛び、広がり、繁殖し広がり、健康被害を引き起こし
建物を傷めさせます。
その事実に対応するには、広めに防カビ工事することなのです。

是非、覚えておいて下さい。

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