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竣工後4年以内のカビ

今の戸建床下は非常にカビ易い

築4年以内の新築戸建(特に注文住宅)の床下がカビ易いのを皆さんはご存知でしょうか?
床下に大量のカビが発生すると家がもちません。
極端な話を書いている!と思うかも知れませんがカビを軽視しては絶対に
いけません。


今の家は昔の家と違い、床下の通気が無い工法を採用しています。
昔の家は基礎に長方形の通気口がありました。
今はありません。

在来工法(木軸金物工法)などでは基礎パッキンで通気するのが主流です。
それでもカビが発生します。


在来工法の新築床下のカビ

上記の写真は東京都町田市の新築戸建床下のカビです。
基礎パッキンを使用してもカビは発生します。
通気には不十分なのです。


現在の注文住宅の床下は「床下を室内と考える」工法が主流です。
いわゆる基礎(外・内)断熱工法になります。
唯一通気する基礎パッキンを発砲ウレタン等で塞ぎ、1階の床に
ガラリ(細長い通気口)を取付け、床下と1階室内の空気を循環させる
工法になるのですが、床下がカビたらOUT!
それが原因で「夏型過敏性肺臓炎」に罹られたお客様がいました。
※こちらのお客様は基礎断熱工法ではありません。


高気密高断熱の家は確かに冷暖房費が安く済むでしょう。
でも、何でもかんでも床下まで気密する考えには反対なのです。
見解の相違を解く方もおられるでしょうが、床下は通気してナンボ
だと思っているのです。
今の家は、床下に換気システムがあったとしてもやっぱりカビ易い
環境に変わりはありません。
漏水事故などが発生したら目も当てられない状況になります。

理想は昔の家です。
東日本大震災の後、築70年・築100年の家の床下に潜りましたが
カビ等は一切ありませんでした。
そういう家を建てるのが建築会社さんの務めだと思っているのです
が私の様な防カビ工事専門業者が言うのはエゴに聞こえますか?

ちなみに、床下に点検口の無い家・点検口があっても60㎝角も無い
家、床下が異様に低い家は問題外でしょう。
何があるか分からないのです。
対応するには床下が深く、点検口が60㎝角無いと対応出来ない
こともしばしばあります。

今から注文住宅を建てる方は、是非床下点検口を必ず60㎝角に
してもらって下さい。
床下は非常に大切な場所です。
カビが発生し難い環境が今の家にはありません。
カビが発生し難い環境を作るには、防カビ工事が第一選択です。

床下のカビでお困りの時は防カビ工事専門業者プレモに相談
下さい。


 

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