ホーム>ブログ>防カビ工事>カビ除去を行っても色素が取り切れるものでは無い
防カビ工事

カビ除去を行っても色素が取り切れるものでは無い

カビの色素が無くなると皆さんはカビが無くなった!と思いませんか?
実は落とし穴があるのです。

例えば強力なカビ取り剤を使用しても色素が漂白されるだけの時が
あるのです。色が無くなる=カビが無くなる(死滅)ではありません。


必死にカビ除去作業を行ってもカビ色素が残る場合があります。
カビが深く入り込んでいる場合や時間が経過している木材などが挙げられます。
そういう時は最初から「こうなりますよ」と話をする様にしています。
カビ除去作業の難しさを感じる瞬間です。

逆に、色素が残るのですがカビは死んでいる場合もあります。
これがとても大切なのです。
カビ色素が無くなるのはとても重要です。
そこにより強力な殺菌消毒効果が加われば良いに決まっています。


それが、この夏からスタートさせたダブル殺菌消毒になります。
ただ、そこまでやらなくてもOKの現場があるのも事実です。
見立てが間違わない様に殺菌消毒の選択肢も増やしつつ、より効果の
ある工事を目指しています。

壁紙下地の石膏ボード、和室木枠では効果が分かる殺菌消毒になると
思っています。


皆さんも知って下さいね。
カビ色素が無くなったからと言ってカビが無くなる訳では無いのです。
そこに防カビ施工を行うからこの組み合わせが重要なのです。
防カビ施工を行うと、新たなカビが発生し難くなります。
防カビ施工箇所を濡らし続けなければ…の注意書きが付きますが。

カビで困った時はお気軽に相談下さい。

 

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.premo2003.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/342