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防カビ工事

防カビ工事を生かすには環境が大切


防カビ工事における防カビ効果を生かすには「環境」が大切です。
全てのお客様に等しく話をしているのが防カビ工事後の注意点です。
防カビ工事を行った場所を濡らし続けないで下さい。
本当にこれに尽きるのです。

分かり易く書くと・・・
防カビ工事した場所が雨に濡れたらダメ。(室内の場合)
防カビ工事した場所が結露でしっとりと濡れ続けてもダメ。
当然水滴の様な結露が発生したOUTです。
蒸気や湿度が常に75%を超える様な場所では防カビ効果が持続出来ません。

結露等で一時的に湿度が上昇するなら対処すればいいだけの話です。
濡れるのが分かっているのなら最初から結露対策をすればいいだけの話です。

そもそも最初に書いた「環境」には様々なものが含まれています。
建材などの素材(木材とベニア、石膏ボード、押入れボードは違います)
カビが発生する場所
立地条件、室内環境、生活習慣環境

例えば、石膏ボードの壁なら防カビ工事すれば防カビ剤は3mm近く
含まれてくれるでしょう。(あくまでもケースバイケースになります)
木材などではどうでしょうか?
防カビ剤は基本水溶性なのです。
ですから木材に含まれると言っても1mm前後がいいところです。
※防カビ剤のプールに木材を浸し続け乾燥をさせれば効果は絶大ですが
実際の防カビ工事現場とは程遠い環境と言わざるを得ません。


表面にバリアを張りながら、表面からのカビの侵入を防ぐのが大きな仕事
になります。

だから、防カビ工事後の木材を触るとベタベタしていますね。
つまり、木材などは濡れると防カビ効果が弱くなるのです。


防カビ工事をせっかくやったのにカビが再発するケースは
多かれ少なかれあります。
カビを防止するのは本当に大変な作業なのです。
先程書いた様に、防カビ工事を生かすも殺すも環境次第
言う点を是非知って頂きたいと思っています。



 

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