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竣工後4年以内のカビ

床下密閉型基礎断熱工法はカビ大発生の温床になる

御自宅床下の造り(工法)を皆さんはご存知でしょうか?

最近とあるハウスメーカーさんの方と話をしたところ
「床下の工法まで気にしている人はいない」とか
「床下の臭いまで気にしている人はいない」とか
語っておられました。

それでもハウスメーカーなどは半年・1年点検を行います。
その時にカビ発生を目視しているはずなのに適当な場当たり
的な処理で終えているのが現状です。



床下密閉型基礎断熱工法はカビ大発生の温床になる

以前から問題視しているのは「床下基礎断熱工法」です。
写真で分かる様に、通気する場所である基礎パッキンが
吹き付け発砲ウレタンで塞がれています。

床下換気システムを導入しても床下の全ての換気が
出来る訳ではありません。
※正直言えば、建築会社のエゴとしか言いようが無い
と思っているぐらいです。


高気密高断熱の家を国交省に申請し認可してもらうと
工法などを勝手に変更することは出来ません。
認可するほうも認可するほうですが、申請する際に
カビ発生の問題提起を怠っているハウスメーカーなど
にも大きな手落ちがあると思っています。


さらに問題なのが床下と外部を遮断する「密閉型床下
を採用している中小の工務店や一級建築士が大勢いる
点なのです。

この密閉型床下に先程の基礎断熱工法加わるのでカビ大発生
の素因が出来上がります。

防カビ工事専門業者として言わせて頂ければ悪魔の所業!?
と言いたくなるほどカビを大発生させる床下工法と言えます。

建築に携わっている人から見れば、言い過ぎ書き過ぎだ!
と言われると思いますが、自分たちで建築した注文住宅
の床下を点検しているのでしょうか?
無責任に注文住宅を建てているだけではないでしょうか?

いずれにしても、基礎断熱工法と密閉型床下の組み合わせ
はカビ大発生の温床になります。

カビが発生していない家もたまたま発生していないだけ
であり、カビ大発生の素因があるのですから安心しては
いけません。

床下をないがしろにしている家が長持ちするはずが無いと
思っていますが、皆さんはどうお思いになりますでしょうか?

 

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