冬季結露による珪藻土のカビにご注意下さい
冬季結露による珪藻土のカビにご注意下さい。
窓際やコンクリート下地に直接塗られていたり、膝下の高さの珪藻土
家具を押し付けて置いてある壁の珪藻土にカビが発生し易いのです。
そして、写真の様にクローゼットや押入れ内まで珪藻土を塗っている
様ならカビが発生し易いのでご注意下さい。
珪藻土のカビについては、このブログでも何度か書いています。
珪藻土の塗厚は2mm未満。ですから珪藻土表面に加水するのは
危険なので避けたいところ。(2mm以上でもカビは発生します)
※珪藻土を壁紙の上に塗るリフォーム会社がありますが絶対に止めて
下さい。壁紙下地からカビが発生したらOUTですし、珪藻土→壁紙
の仕様変更の際に下地の石膏ボードがボロボロになる可能性が
あり、最悪は石膏ボード交換が余儀なくされます。
加水すると乾燥させて水分を抜いても、ボソボソになり酷い時は
綿あめの様なフワフワした状態になります。
さらに珪藻土の加水分解が進むと、人が歩かなくてもボロボロ落屑
することになります。
珪藻土のカビはカビ臭が酷いですし、健康被害に遭う確率が高まります
が加水分解が進んだ珪藻土の落屑も決して良い訳ではありません。
珪藻土にこだわる方は、防カビ工事専門業者プレモの珪藻土の防カビ工事には不適だと思っています。
※防カビ工事専門業者プレモにおける珪藻土の防カビ工事は
既存の珪藻土を剥がして壁紙仕上げに仕様変更する際に防カビ工事
をしております。
珪藻土の良さは認めますが、集合住宅や結露する窓の多い戸建
断熱効果の弱い戸建、立地環境の良くない戸建などには不適だと
思っています。
※新築で半年も経たないうちに、新居内の壁天井に塗った珪藻土
がカビだらけになった方もいらっしゃるようです。
ちなみに、珪藻土・火山灰・ホタテ貝殻などの塗り壁はカビ易いので
リフォーム時に採用を検討している方は事前に知っておく必要が
あると思っています。
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