結露対策の断熱工事は防カビ工事を行ってから
マンションの壁結露が酷い部屋があります。
その部屋の結露対策として断熱工事を考える施主様が少なくありません。
そこで、リフォーム会社に依頼して断熱工事を依頼しようするのですが
壁紙がコンクリート下地に直張りされていて、明らかにカビが酷く発生
している様なら、事前に防カビ工事を行ってから断熱工事を行わないと
いけません。
上記の写真は鉄骨ALC板の断熱工事状況です。
断熱工事を行う前に、各リフォーム会社はカビ取りだけは行うの
ですが、カビ対策と言っても名前だけで費用は超格安です。
以前などは、防カビ工事専門業者の弊社があまりに酷いカビ状況
でしたので15万円近くかかると言う状況(面積とカビ繁殖状況の
酷さを考慮した結果の金額になります)なのに、リフォーム会社は
3万円で行う!と施主様に言っていました。
施主様がよくよく話を聞くと、「施主様が望む様なカビ取りは行う
ことは出来ません!」と言われたそうで、施主様がかなり怒られて
いたことを思い出しました。
リフォーム会社にとっては、カビ取りを含めた防カビ工事は適当
と言わざるを得ないレベルが多いのです。
だから、断熱工事を行った後カビ臭さが非常に残ります。
これは決して良いことではありません。
数年後にまたリフォームをやり直しにすることになるのです。
だから、良く考えてリフォームしましょう。
断熱工事を行った後の仕上げ材も考えましょう。
珪藻土・漆喰・ホタテ貝殻・火山灰・無垢材(板張り)や自然塗料
などで結露が止まることはありません。
むしろ、カビが発生した後のカビ臭や防カビ工事に費用が
かかることになるのでお勧めはしません。
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