官舎・社宅こそ防カビ工事が必須
官舎が全国各地にあります。
国家公務員、地方公務員の皆さんが住む建物になります。
国の税金を使って住んでいるからお金を必要以上にかける
必要が無いと思われる方が沢山いるでしょう。
ですが、国や地方の仕事をする以前に住んでいる場所が
カビだらけだったら、安心して仕事が出来るでしょうか?
これは企業の社宅にも言えます。
銀行や大企業の社宅や独身寮ほど酷いカビの状況はありません。
実際は、そう言ったカビの状況を見て見ぬ振りをしているのが実情
なのですが、建物管理をしている部署に下請け業者からの情報が
どこまで通っているのか?が大きな疑問だったりします。
公務員の皆さんが住む官舎のカビの場合、住んでいる
方々からの問合せが圧倒的に多いのです。
写真は、感謝の押入れ内のカビです。
この押入れの前にベッドがあり、そこで家族3人が住んでいました。
あり得ない程のカビ臭です。
それでも、税金を使って防カビ工事することにためらいがあると
話されていました。(※建物管理をしている部署は防カビ工事を
実施してくれませんので、全て入居者の持ち出しになります)
社宅は下請け工務店からの依頼があります。
官舎の場合、税金を入居者自らが使うことにためらいがある
様ですが、ご家族やご自身の健康の為には防カビ工事が必須
なのです。
社宅は、下請け工務店が防カビ工事に対する理解度が深まり
ませんので話になりません。
目先の原状回復工事で終わりになります。
防カビ工事までたどり着かないのが現状です。
防カビ工事を行うのは、原状回復工事をすることとは違います。
防カビ工事は、カビが発生し難い環境を作ることが出来ます。
もし、壁天井が濡れ続けるのなら防カビ工事+結露対策工事
をする必要があるでしょう。
それも限界があるのなら、最低でも防カビ工事は必須です。
それを官舎や社宅を管理する建物管理の部署がどこまで
理解してくれるのか?
今年こそ大きな理解が必要だと思っています。
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