床下換気扇はカビ対策にならない
一戸建ての床下に換気扇を取付けることをシロアリ
駆除業者などから勧められることがあると思いますが、カビ対策に
ならないことをご存知でしょうか?
床下換気扇もデメリットもあればメリットもあるのですが、安く無い
機器になりますし床下の全てに取付けるとなると莫大な費用が
かかることになります。
そういう工事をする前に、是非デメリットやメリットを知って下さい。
注)これはあくまでも防カビ工事専門業者プレモの目線から見た
意見になりますので参照程度にとどめておいて下さい。
床下換気扇のデメリットを書きます。
◯床下換気扇を取付けている戸建の多くはカビが発生している
ケースが見られる
◯床下換気扇は内基礎(壁の下にある基礎)などが邪魔して空気
の流れが遮断されている
◯床下の隅々の空気まで動かすことが出来ない
◯床下換気扇は機械なので壊れる(壊れると通気口を塞ぐことに)
交換するには1台10万円ほどの費用がかかる
◯床下換気扇は床下のよどんだ空気を多少動かすだけの効果
◯発生している床下のカビ(胞子)を飛散させるだけになることも
◯屋外に排出されたカビ胞子が室内に流入することがある
◯床下換気扇を設置しているために奥に侵入出来ない
※酷い時は、内基礎を解体しているケースもあります
床下換気扇が大事で耐震性などは関係ないのです
デメリットが多いですね。
では、どんな場所に設置したら良いのでしょうか?
と言うか取付けるメリットになりますでしょうか?
◯通気口の数が少ない部屋の床下
空気の流れがほとんど無い床下になります
◯床下の湿度が異様に高い場合
◯床下高が低い場合
室内側(例えば階段下収納)などに設置して床下に空気を
送り込むことで床下に空気の流れを作る
※大掛かりな工事になることがあります。
床下にカビが発生していれば専門の防カビ工事を
ご検討下さい。
床下防カビ工事は、埼玉県・東京都・神奈川県・千葉県
を中心に関東一円に対応しています。
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