2016年6月
戸建て床下木部の防カビ工事と土間カビ臭対策(東京都多摩地区編)
東京都多摩地区にて行っていた床下木部の防カビ工事
と土間のカビ臭(湿気)対策が無事終わりました。
あまり偉そうなことは書けませんが、土間のカビ臭(湿気)対策は
今更ながら、思っている以上に奥が深いと実感した次第です。
木部の防カビ工事はこちらです。
写真の様な防カビ剤のダマを作り、よりカビが発生し難くしています。
問題は、土間のカビ臭対策でした。
今回は、消石灰を撒きました。
撒き過ぎ感がありますが、消石灰を撒きました。
消石灰には長所も短所もあります。
長所は、安い!これに尽きます。
消臭殺菌効果が優れています。(強アルカリ性なので)
短所は、防カビ効果は期待出来ません。
多めに撒くと固形化して、消石灰の下の湿気が逃げ難くなります。
長期間の保持が出来ない。
消石灰は臭います。(7日~10日ほど経たないと軽減しない)
次にお勧めするのが値段が高いのですが炭です。
炭と言っても種類などを選択する必要があります。
短所は、値段が高い点です。
坪=1万円強(材料代だけで)かかります。
値段だけ考えるなら消石灰のほうが上でしょう。
それから、床下が50㎝以上無いと使えません。
中途半端な炭の量では炭がカビます。
長所は、炭には様々な効果があり優れています。
特に、調湿効果と消臭効果、殺菌効果もあります。
ただし、炭に防カビ効果を期待してはいけません。
最後に防カビ工事です。
これが一番難しいし費用がかかるので、施主様からの強い要望
が無い限りお勧めはしていません。
いずれも、床下木部などにカビが発生していれば防カビ工事を必ず
行わないといけません。
プレモの防カビ工事は強力な殺菌消毒と防カビ施工が組み合わさる
ものですので、シロアリ駆除業者の行う防カビ工事とは違います。
お間違いないようにお願いします。
床下のカビでお困りの時は、プレモの防カビ工事を
ぜひご検討下さい。
※床下土間の湿気・カビ臭対策は通常は行いません。
埼玉県・東京都を中心に!神奈川県を含む
関東一円に対応しています。
築30年以上のコンクリート下地に囲まれた住まいのカビ対策
築30年以上経過したマンションや団地のコンクリート下地に囲まれた住まいのカビ対策を行うことがあります。
結露防止板のようなものを壁に貼り付けて作業するようなことは
基本していません。(部屋が狭くなるだけで効果は長く持続出来ません)
どんな工事をするにしても、まず今発生しているカビを死滅させて
いかないと話になりません。
写真の防カビ工事後の黒い太い線は、コンクリート部分に水分が
残っているために黒い線に見えるのでこの後、乾燥させています。
プレモではダブル殺菌消毒 → 防カビ施工 を行っています。
現在では、ダブル殺菌消毒 → ダブル防カビ施工 と進化を
していますが、手間(時間)も費用もかかりますのでここまでやらなく
てもいいのかも知れません。
あくまでも、引き出しがあるということです。
先ほど書いたように、何をするにしてもコンクリート下地の壁天井を
濡らし続けてはいけません。
何をしても効果が限定的になります。
住み方の工夫も含め、防カビ工事でよりよい健康的な生活が
過ごせる一助になれればと思っています。
コンクリート下地の壁天井に囲まれている住まいのカビ対策をお考えなら、プレモの防カビ工事でカビ難い壁天井にしてからにして下さい。(カビだらけの上に建材を貼っても塗っても効果はありません)
埼玉県・東京都を中心に!神奈川県を含む関東一円に対応しています。
床下高のある家は床下がカビ難い
床下高のある家は、今の新築を含めてほとんど見かけることが
少なくなりました。
床下高のある家はそれだけで素晴らしいのです。
それが常識だと思うのですが、今の家は変な小手先ばかり
(高気密高断熱とか)に走っている気がするのは私だけでしょうか?
それだけ古い考えの人間なのかも知れません。
東日本大震災以降、築100年、70年、50年の家の床下を見て来ました
が共通して言えることは、床下高があると言うことです。
※だいたい60㎝以上90㎝未満です。
今日下見させて頂いたお客様の家は事情があり、漏水事故に遭遇
してしまいました。
漏水事故があったにも関わらず、床下高が60㎝以上あるので大きな
被害にならずに済みそうな気配なのです。
※カビは発生していますし、確かにカビ臭くて喉が痛くなるほどです。
床下高が60㎝以上ある家は床下がカビ難いのです。
もし、今の家で同じような漏水事故が発覚したら床下を取り壊さないと
いけなくなるくらいの水量でした。
そういう意味では、大工さんの腕が良かった!と言えます。
築20年でベタ基礎も素晴らしい。(当時はほとんど無かったと思います)
久々に素晴らしい家に出会いましたので、嬉しくて書かせて頂きました。
明日は、久々の千葉県内の某所(埼玉県寄り)にてクロス壁紙張替え
に伴う防カビ工事を2日間に渡り行います。
クロス壁紙の部屋四隅に発生したカビ
マンションの壁天井にはクロス壁紙が張られていると思います。
その部屋の四隅にカビは発生していませんか?
壁と壁の合わせ目(入隅と言います)
壁と天井の合わせ目(廻縁と言います)
壁と壁と天井の合わせ目(くぼんだ箇所です)
そういう箇所にカビが発生します。
特に、外壁側を中心に発生して来ます。
部屋の四隅に発生したカビは、早い時点で防カビ工事するのが
とても大切なことです。
カビの広がりを防ぎ、クロス壁紙の寿命を延ばすことが出来ます。
もし、下地がコンクリートでカビが発生しているのが見えたなら
写真のような防カビ工事を行い(安く済みます)、2~3年後にでも
クロス壁紙張替えに伴う防カビ工事をされてみては如何でしょうか?
現在のクロス壁紙が張られて何年経過しているのか?が重要
ですが、それほど経過していないのならアクセント的な張替え
を壁の面張替え(天井は全て)を行えばきれいに見えます。
クロス壁紙の張替えが10年以上経過しているなら部屋全体の
張替えと、外壁面の防カビ工事で対応可能です。
防カビ工事金額も変わって来ますが、普通のクロス壁紙張替え
よりは高い工事になるでしょうが、カビに強くなりますのでその点
は効果的と言えます。
部屋四隅のカビでお困りの時は、プレモの
防カビ工事をぜひご検討下さい。
埼玉県・東京都を中心に!神奈川県を含む
関東一円に対応しています。
コンクリート壁のカビはしつこく再発する<追記アリ>
コンクリート下地、コンクリート打ち
放しの壁天井のカビはしつこく再発する
ことを決して忘れてはいけません。
マンションやデザイナーズハウスなど
に見られるコンクリート打ち放しや壁紙
下地のコンクリート下地は、温度差で
濡れやすく結露を放置しているとカビ
大発生に繋がります。
では、どうしたら良いのか?
もし、中古住宅や中古マンションだった
らコンクリート打ち放しの壁などを諦め
るくらいの度量が必要になるでしょう。
結露対策としては・・・
リフォームなどで温度差が発生し難く
させる断熱工事を実施するのが一つの
選択肢になります。
但し、カビが酷い状況であるならば
防カビ工事を行いカビと一度縁を切る
必要があります。
コンクリート打ち放し壁に発生したカビ
コンクリート打ち放し壁のカビ殺菌消毒
も楽ではありません。
こちらもマスクやゴーグルなどをして
いますが、それでも大量のカビ胞子が
飛散する恐れがあります。
防カビ工事するのもある意味命がけ
なのです。
カビを出来る限り死滅させるために、弊社
では面倒なことをしています。
それが、ダブル殺菌消毒です。
カビ色素を消す作業(漂白脱色)を数回行う。
↓
殺菌消毒剤でカビを徹底的に死滅させる。
↓
防カビ施工を行う。
この後に、別の防カビ施工を行うことも
あります。
<追記>コンクリート下地とコンクリート
仕上げの打ち放し壁では対応が変わります。
特に、コンクリート打ち放し壁には通常の
防カビ施工を行った後、別の薬剤で仕上げ
る(防カビ剤の流出を防止する)ことを
行っています。
時間もかかるし面倒な作業です。
時短で終わる簡単な作業ではありません。
大した根拠の無いリフォームをするよりも、
再発を防ぐ効果の高い防カビ工事の導入が
ニーズには合っていると思います。
皆さんはどう思いますか?
※カビは住んでいる人の健康被害を起こし
家財をダメにする微生物と言うことをお忘
れなく。
コンクリート打ち放し壁やコンクリート
下地のカビでお困りの時はプレモの防カビ
工事をぜひご検討ください。
埼玉県・東京都を中心に対応しています。
千葉県や神奈川県の一部地域にも対応して
います。
問い合わせ自体が初めての方もおられる
と思いますが、お気軽に問い合わせ・相談
ください。
床下土間のカビ対策
東京都多摩地区にて戸建て床下防カビ工事と土間のカビ臭
と湿気対策の工事を行いました。
床下土間カビ臭と湿気対策前写真です
工事後写真は掲載出来ません。
経過を見てからの判断になります。
今日行った工事は、不定期でも良いから行うのが一番です。
不定期とは3年くらいになりますでしょうか?
床下業者だと、床下換気扇+防湿シート+調湿シート(調湿材)
で、かなりの高額工事になります。
床下換気扇はデメリットが沢山あります。
と言うことで、土間の湿気対策+カビ臭対策として施主様に
説明し本日行いました。
ちなみに、本来は弊社では行っていません。
あくまでも特別だと思って下さい。(特別なことはしていませんが)
こんな1日もあります。
賃貸マンションのカビをいつまでもグレーゾーンにしてはいけない
賃貸マンションのカビをいつまでもグレーゾーンにしてはいけません。
グレーゾーンにするから、賃貸業界は問題山積なのです。
特に退去時の「何が原因でカビが発生したのか!」はもめます。
根本的な問題は2つあります。
1)賃貸大家さんの認識の甘さ。
・目に見えるカビしかカビと認めようとしない
・カビが問題になると「今までこんな住み方をしている人は初めて」
と必ず言われます。
2)本格的な防カビ工事の導入
築年数が経過するほど、賃貸マンションの壁天井にはカビが
発生し易くなります。
内装用パテ、裏打ち紙などでカビを隠れることが多いのです。
カビを隠すより防ぐことをしましょう
いつまでカビを隠し続けるのでしょうか?
カビをいつまでもグレーゾーンにし続けてはいけません。
心ある賃貸大家さんの決断が重要だと思う今日この頃です。