建売住宅は無理に家を建てているのでカビ易い
ここ10年の建売住宅は狭小の土地、無理な3階建て、などのおかげで
床下高が犠牲になっているケースが多く見られます。
床下高が犠牲になっている戸建てはカビが発生し易く危険です。
例えば、通常なら45㎝の高さはあるはずなのに、30㎝を切る床下高
が当たり前になっています。
床下点検口も無い家があるくらいいい加減です。
床下点検口があっても、階段下収納やクローゼットの中にあり、45㎝角
の大きさです。60㎝無いと床下で作業するのは難しいのです。
シロアリ駆除業者の作業を中心に考えていると床下点検口は45㎝角に
なってしまうでしょう。
専門の防カビ工事では、60㎝角欲しいのです。
そういう観点から考えても、ここ10年の建売って何?と思ってしまいます。
建売住宅の建築中の内容が見えない点も問題です。
例えば、床下に雨水が溜まっても気密性の高い床下では湿気が逃げない
のでもの凄くカビ臭い床下になります。
またベタ基礎も変色して来ます。
雨水が流入し溜まり湿気が逃げない床下ではこうなります
床下が変色しているのが分かりますか?
ちなみに、ベタ基礎はコンクリートのグレー色でなければいけません。
問題があってこのような色になっているのです。
建売住宅を購入する時は、床下ぐらいチェックしましょう。
・床下高が40㎝切る家は要注意
・ニオイを嗅いで、カビ臭い床下ならダメ
・ベタ基礎が変色しているならダメ
・梅雨~夏に内覧するなら、湿度計を持参して床下湿度が70%
を超えるようなら、床下の空気が流れていない証拠にもなるので
カビ発生の危険性が高くなります。
長い住宅ローンを払い続けるのですから、建売住宅の購入時には
慎重にチェックぐらいはしましょう。
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