戸建・マンションの漏水事故後のカビ対策は重要
戸建・マンションの漏水事故後のカビ対策は必須です。
同じ漏水事故と言ってもタイプが違います。
マンションの場合、階上に住んでいるなら加害者にも被害者にも
なることがあり、被害が拡大するととんでもないことになります。
先日下見させて頂いたケースもそうでした。
階上からの漏水事故で、その下の階の住居が3世帯分ダメに
なりました。
その費用だけでも莫大です。
解体するべき箇所は解体し造り直す訳ですが、一度濡れた箇所
には防カビ工事がカビ対策として必須です。
一度漏水事故で濡れると、カビが発生し易くなるからです。
カビも一気に広がり発生する場合と、時間差で発生する場合が
あり、防カビ工事することでカビ胞子の飛散を防ぐ意味もあります。
※防カビ施工の前に殺菌消毒するとさらに効果的です。
戸建の漏水事故にも色々なタイプがあります。
一番多いのは、床下に水やお湯、生活雑排水が溜まることです。
そして、蒸気が木部に浸透し、カビが発生し易い環境になります。
戸建床下漏水事故跡
水抜きを行い、乾燥させてからカビ対策などを行うのですが
時としてシロアリ駆除を先行させ、予算の関係で防カビ工事を
カットする施主様もいます。
これは大きな間違いです。
逆にシロアリ駆除をカットしてでも防カビ工事を先行させるべき
なのですが、相談する相手を間違えるとこういうことになります。
今は、床下も基礎内断熱工法などを採用して床下の気密性を
上げるように建築会社や工務店などは行っていますが、漏水事故
が一度発生すると湿気が逃げないためにとんでもない結果になる
ことがあります。
そのような状況で発生したカビは再発力が凄まじく防カビ工事が
効果を無さない時すらあります。
床下に気密性を持たせた家の漏水事故には十分お気をつけ下さい。
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