2017年4月
築20年以上の戸建て床下は防カビ工事がやり難い時がある
築20年以上の戸建て床下は防カビ工事が
やり難いと感じる時があります。
・床下が低い
・各部屋に行けない(人通口が無い)
・ガス管/排水管/水道管などが邪魔して先に進めない
・束柱の根絡みが作業の妨げになる
・土間にガラ(岩・コンクリート・木材・ゴミ)などがあり
作業の妨げになる
・土間が途中で盛り土されていて奥に行けない
最近多いのは、やっぱり根絡みです。
これは如何ともし難い。
そして、床下断熱がグラスウール現場が多いのです。
グラスウールは時間の経過と共に垂れて来るのです。
それを防ぐために、断熱止めともいえる薄い木材(貫?)で
止めているのですが、これがまた良くカビるのです。
床下断熱グラスウールを止める板のカビ
止め板1枚1枚防カビ工事するのは大変な作業です。
一般的には上記の写真のような板が多いのですが
最近は別の止め方をしている床下に遭遇することが
多いのです。
根絡みや配管が邪魔して奥に侵入し難いのは困ります。
何せ、根絡みが無ければ移動するのも楽なのですが
根絡みを避けていくと、外周をぐるっと回らないと
いけなくなります。
それから、床下断熱のグラスウールもカビます。
スタイロフォームと比較すると圧倒的にカビます。
だからと言って、床下に吹き付け発泡ウレタンを行う
行為はどちらかと言うと否定的だったりします。
床下断熱のありようには考える必要があるのでは?と
思っています。
床下でカビ臭い時、床下断熱でグラスウールを
採用している家ならば、グラスウールがカビ臭
の原因になっている可能性を考えて下さい。
最近の床下下見は、このような物件が多いのです。
カビが消えただけでは漂白脱色に過ぎない
カビの再発を防止する仕事は奥が深い。
毎日試行錯誤しながら防カビ工事することもあります。
特に、殺菌消毒は気を使います。
一般的に、カビ色素が消えればカビが死滅したと勘違い
する人が実に多いのです。
ところが、カビが消えたように見えるのは漂白脱色に
過ぎないのです。(一定の殺菌効果はあります)
そこで、終わらせるとカビは再発して来ますので
防カビ施工を行う訳です。
プレモでは、カビ繁殖状況次第ではダブル
殺菌消毒を行い、防カビ施工を行っています。
クロス壁紙下地の石膏ボードに発生したカビ
賃貸マンションや社員寮などでは、カビ対策は満足
に行われないことが多く、殺菌消毒もいい加減です
のでカビが再発することが多いのです。
良くマンション大規模修繕をしている際に、大規模
修繕会社に話をし、ついでに室内のリフォームをして
もらうことがありますが、その際にカビが発生して
いる時でも室内に浴室用カビ取り剤を利用して終わり
になる程度です。
つまり、カビ色素が消えれば死滅したと勘違いして
いるのです。
出来ればですが、室内に浴室用カビ取り剤を利用するのは止めましょう。
室内に使うために開発された製品ではありませんので、利用される方の
責任で行って下さい。
それから、2017年のGWですが5/2(火)~5/5(金)の間は下見可能です。
場合によっては、内装・塗装工事が絡まない防カビ工事(押入れなど)
も可能です。お気軽にお声かけ下さい。
対応地域は、埼玉県・東京都を中心に神奈川県・千葉県
を含む関東一円に対応しています。
明日は、千葉県DAYです。
船橋市にて防カビ工事、市川市にて下見となります。
中古住宅購入後床下のカビチェックしてますか?
神奈川県逗子市に床下下見で出掛けて来ました。
中古住宅を購入されたお客様でした。
海に近いので床下からのカビ臭が気になって当然です。
家を長く持たせるには床下のカビは要注意なのです。
さて、ここからが大切な点です。
中古住宅を購入された皆さんの中で床下のカビチェック
をされた方はどれだけいるのでしょうか?
購入した中古住宅床下にはカビが発生していることが多い
床下のカビチェックをシロアリ駆除業者に任せていませんか?
間違ったカビ対策をしていませんか?
中古住宅の床下は、防カビ工事専門業者の私が言うのも
如何なものか?と思いますが、結構手ごわいのです。
このブログでも書いているように、床下換気扇や調湿材程度
でカビが止まることはありません。
中古住宅ですから、床下にカビが発生して
いることが多いのです。
家を長く持たせる意味でも防カビ工事は必須です。
中には、家を購入して床下に潜れるような深さ(高さ)が十分
に無いことを後で知る施主様もいます。
床下の酷さに驚かれて床の貼替が必要になるケースもあります。
床下のカビを軽視してはいけません。
カビ(真菌類)の他にも腐朽菌という木材に悪さをする細菌も
いますので、中古住宅購入後には床下カビチェックを行う
ように心がけましょう。
プレモが行う防カビ工事はカビだけでなく
腐朽菌にも効果があります。
中古住宅購入後の床下のカビでお困りの時は
プレモの防カビ工事をぜひご検討下さい。
埼玉県・東京都を中心に神奈川県・千葉県を含む
関東一円に対応しています。
カビ臭していませんか?
カビ臭していませんか?
寝室
子供部屋
玄関・廊下
半地下の部屋
地下室
天井が左官仕上げ’(〇営アパートに非常に多い)
壁が漆喰風の左官仕上げ(〇営アパートに非常に多い)
壁が珪藻土仕上げ(床が無垢材でやり難いのですが)
押入れ・クローゼット・階段下収納
床下(床下収納を開けるとカビ臭が立ち上る)
新築の床下(床下高が30㎝を切るケースが目立つ)
3階建ての3階の部屋で屋根勾配の形の天井
(天井内が結露し、カビが大量発生していることも)
皆さんのお住まいでカビ臭い場所がありますでしょうか?
5月に行う工事ですが、こんな状況の場合でもカビ臭
を防ぐことが出来ます。
天井左官仕上げのカビ
カビ臭は壁から、天井から、押入れから、床下から
発生し住んでいる人の健康を害させるものです。
目に見えるカビなら信用しますが、目に見えないカビで
カビ臭が発生している場合は、「私だけが感じるの?」
となることが多いのです。
残念ながら、建築・不動産業界ではその傾向が圧倒的に
強く、カビ臭トラブルが減ることはありません。
防カビ工事専門業者プレモでは、防カビ工事に
よるカビ臭対策に力を入れています。
お住まいのカビ臭でお困りの時は、カビ臭を
放置せずにプレモの防カビ工事をぜひご検討下さい。
埼玉県・東京都を中心に神奈川県・千葉県を含む
関東一円に対応しています。
珪藻土をクロス壁紙の上に塗ってはいけない
珪藻土をクロス壁紙の上に塗ってはいけません。
リフォーム会社の中には率先して勧めることがありますが
売上的に、イメージ的に勧めるのでしょうが、大きな間違い
ですので勧められたら即答は避けましょう。
ホームセンターなどに行くと、クロス壁紙の上から濡れる
珪藻土があります。
良く見ると「自然の力でカビを防止」と書いてありますが
科学的根拠がありません。
珪藻土がカビを死滅させることは不可能です。
結露を止めればカビが止まる!的な発想なのでしょうが
これも間違いですのでお間違いないようにして下さい。
カビが発生した壁天井に自分で珪藻土を塗るのは良いこと
だと思うのですが、カビ処理をしてからにしてもらいたい
ものです。
ここで、勘違いして欲しくないのは浴室用カビ取り剤を
室内に利用してはいけない点です。
薬品臭が長く室内に残ることになり、臭いで気分を害する
人がかなりいます。
そしてもう1つあります。
漂白脱色と殺菌消毒は違う点です。
カビ色素がキレイに無くなればカビは死滅したと考えるので
しょうが、それは間違いなのです。
漂白脱色である程度は殺菌消毒可能ですが、細かく書けば
それだけでは不十分です。
そのため、自分で殺菌消毒も中途半端でカビの上から珪藻土
を塗る行為が非常に多いのです。
カビ処理せずに珪藻土を重ね塗りした結果
珪藻土は調湿効果に富んでいますが、結露の酷い部屋の場合
珪藻土の調湿効果以上の結露が発生しますので容量オーバー
になり、保湿材になることがあるのです。
結果としてカビが珪藻土に発生します。
珪藻土を塗る時は、質と量と環境を考え、カビが発生し易い
ならその原因を知り、カビ処理してから珪藻土やクロス壁紙
を塗ったり張ったりしないといけません。
下地のカビ処理には、プレモの防カビ工事を
ぜひご検討下さい。
埼玉県・東京都を中心に神奈川県・千葉県を含む
関東一円に対応しています。
フローリングに通気口がある家は床下がカビ被害に遭いやすい
フローリングに通気口がある家があります。
どうしてそのような設計にしているのか?
非常に疑問を持つのですが、床下を部屋の1つとして考えて
いるとそのような通気口をフローリングの端に取付けるよう
になります。
何故疑問なのか?
答えは明確です。
床下にカビが発生すると、フローリングに設置
されている通気口からカビ胞子が大量に室内に
流れ込む危険性があると考えています。
カビ臭も当然流れ込んで来ますが、健康被害が発生しない
とそのような設計は止めないのでしょう。
フローリングに通気口がある家の床下はカビ被害に遭いやすい
写真を見て分かるように、通気口回りの床下にはカビが
大量発生しています。
この大量のカビが室内に流れ込む危険性があるのです。
だいぶ昔の話になりますが、この通気口が原因で施主様
が夏型過敏性肺臓炎に罹られたこともありました。
防カビ工事専門業者だから適当なことを書いているのでは
ありませんのでお間違いなく。
たまたま伺ったお客様でフローリングに通気口を設置している
家が多かっただけなのです。
床下の空気を室内に取り込み空気を循環させる!的な発想
は止めたほうが良いでしょう。
気温上昇している4月ですから、10月ぐらいまでカビ臭
との戦いになる危険性があります。
もし、通気口がフローリングに設置してあるならぜひ
設計者や建築会社と話をしてみて下さい。
他にも書きたいことがありますが、今日はこの辺で終わります。
床下のカビでお困りの時は、プレモの防カビ工事を
ぜひご検討下さい。
埼玉県・東京都を中心に神奈川県・千葉県を含む
関東一円に対応しています。
※床下防カビ工事は遠方の地域にも対応可能です。
マンション共用廊下側の収納のカビ
マンション共用廊下側に出窓があり、その下に
収納がある北側洋室があります。
この場所は地袋に似ている場所にあるのですが、非常に
カビが発生し易い特徴があります。
冬から春にかけての結露が酷く、カビ取りをしても一向に
カビが止まる気配が無いような状況が長く続くと収納自体
が無くても構わない!と思えるようになります。
酷い時は、キノコも発生します。
解体して造り直す際に断熱補強をしようとすると、収納自体
がかなり狭くなります。
こういう時こそ、防カビ工事の出番です。
自分でカビ取りした跡が、ハッキリ分かるので困りますが
人に見せる場所でも無いので、ある意味許容範囲でしょう。
この点は、防カビ工事前の下見時に説明しています。
ただし、以前と同じように結露が酷く発生することを前提
に結露対策はしっかり行う必要があります。
いくら防カビ工事しても、防カビ工事箇所が
濡れ続けると防カビ効果が持続出来ません。
湿度計を置いて頂いて、湿度70%以上にならないような
配慮をお願いしたく思います。
強制的に据え置き型除湿機で対応するのが第一選択となります。
他にも対応する方法はありますが、家電製品で対応するのが
賢明かと思っています。
自分でカビ取りするのも良いのですが、カビ取り跡
がみっともなく残りますので、出来れば専門の防カビ
施工を一度行ってカビをリセットすることをお勧め
します。
プレモの防カビ工事は、埼玉県・東京都を中心に
神奈川県・千葉県を含む関東一円に対応しています。
※下見無料範囲も広がっていますので、お気軽に
相談下さい。
お客様の押入れカビ取り後の防カビ工事
押入れのカビやカビ臭が気になるから自分で
カビ取りする方が大勢います。
気持ちは分かります。
誰に見せる訳でも無いので、自分でカビ取りすれば安く済む
と思うのは至極当然の話です。
ところが…
押入れのカビ臭がなかなか消えません。
自分でカビ取りしたら、カビ取り跡がみっともなくなり気に
なって仕方ありません。
賢明なお客様は、その時点で専門の防カビ工事を検討します。
自分でカビ取りする前に読んで頂くのがベストなのですが
仕方ありません。
写真を拡大すれば違いが分かります。
※防カビ工事後さらに乾燥させていますので、防カビ工事の
際の水分は蒸発しています。
カビ臭が酷い時、戸建なら床下からのカビ臭が問題になること
もありますが、それ以外では通常の防カビ工事で十分対応可能
ですのでご安心下さい。
お客様ご自身でカビ取りした跡もかなりキレイになる場合が
ありますので、一石二鳥だと思います。
ベニア交換をせずに1日で押入れが利用出来るようになります。
ただし、押入れ内に収納していた家財道具がカビ臭い時はまた
押入れに戻すのは如何なものか?と思います。
必要の無い家財道具を整理するのも大切なことです。
押入れの収納の仕方にも防カビ工事後は工夫する必要がある
と思います。
押入れのカビやカビ臭でお困りの時は、プレモの
防カビ工事をぜひご検討下さい。
埼玉県・東京都を中心に神奈川県・千葉県を含む
関東一円に対応しています。
マンションリフォーム後床下漏水事故後のカビ
マンションでリフォーム後床下漏水事故を起こす
ことがあります。
時にはリフォーム中に起こしてしまう場合もあります。
マンションの場合は、戸建てと違い床下の高さが10㎝程度ですから
人が潜れるはずもなく、カビ対策と称していい加減なことをする
業者がいることは知っています。
例えば、リフォーム会社の都合で解体せずにフローリング下の
パーチクルボードに対して防カビする的な話をする業者がいました
ら現実的ではないことを施主様は知るべきです。
開口部から出来ても1.5m程度になるでしょう。
仮に、自分が加害者の場合は仕方ないと思うかも知れませんが
このパーチクルボードはMDFと呼ばれる建材の一種なので、湿気を
非常に取り込みやすく一度でも濡れたら交換するしか無いのです。
漏水事故によるパーチクルボードのカビ
漏水事故が発生するのは主に水回りです。
洗面所の床下は25㎝~30㎝近くあるマンションもあります。
ですが、ここから5m~7mも角度の無いパーチクルボードに対し
防カビ可能のはずがありません。(絶対に無理です)
まして、殺菌消毒など出来るはずもありません。
殺菌消毒は手作業です。(煙でも無理)
あり得ない話をして来る業者がいますので保険適用を考える
なら解体して造り直しをご検討下さい。
※乾燥だけする業者は危険です。
また、防カビは安全と言いながら、殺菌消毒ではなく防カビを
行う際に立ち会わせないなどの業者もご注意下さい。
床下の壊せない木組やコンクリート躯体に対して
は防カビ工事が必要です。
解体して塞いでからでは防カビ工事も出来ません。
ぜひボタンの掛け違いの無いようにして下さい。
マンション解体後のカビ対策なら、プレモの
防カビ工事をぜひご検討下さい。
埼玉県・東京都を中心に神奈川県・千葉県を含む
関東一円に対応しています。
※遠方の地域にも対応しています。お気軽に相談下さい。