珪藻土・漆喰・砂壁等のカビ
和室京壁の防カビ工事は難易度が高い
和室京壁の防カビ工事下見する機会が増えました。
声をかけて頂けるのは嬉しいことなのですが、京壁は触ると
爪跡が残るタイプが非常に多く、珪藻土を同じで剥がして
下地を造作し、壁紙仕様に変更するほうが賢明な時なことを
皆さんはご存知でしょうか?
京壁のカビは難易度が高い
京壁の塗り厚は、2mmありません。
ですので、京壁を擦ると下地が見えます。
珪藻土と同じで、厚さが2mm無いような京壁に防カビ効果
を持続させるには無理があります。
※防カビ効果を持続させるのに無理がある…という意味は
京壁下地からのカビには効果は望めないという意味です。
それから、殺菌消毒も問題になります。
プレモで扱っている殺菌消毒には、弱酸性・中性・強アルカリ性
他にも弱アルカリ性がありますが、その中で弱酸性を利用する
のが一番良いのですが、結構面倒なので費用アップにもなります。
和室の柱や廻縁など全てに養生しないといけませんので
本当に困ります。(養生だけで半日かかります)
京壁のカビで悩んでいるなら、京壁にこだわらなく
壁紙仕様に変更したほうが安心出来ると思うのです
が如何でしょうか?
京壁のこだわりがある。
京壁の色素が落ちても構わない。
費用が高くなる。
工事日数は、6帖で3日~4日(最大)かかります。
自然落屑する可能性があります。
これらに納得された場合のみ、京壁の防カビ工事を
行うことにしています。
ぜひ知って頂ければと思います。
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