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床上床下浸水事故後のカビ

床上床下浸水後の対応とカビ対策


平成30年7月豪雨で被災された
皆様、心よりお見舞い申し上げます。

床上床下浸水は解体するようになる
ので非常の困るのですが、解体する
と乾燥が早くなりますし、濡れた建材
がカビてしまうのを防ぐ意味もあり
ます。


私が書かなくても既に実行されて
いることでしょうが、濡れた家財
道具は基本廃棄
それから水洗い

次に、解体して乾燥
ここまでが勝負です。
送風機を利用してヒーターで乾燥
させるようにしましょう。
それが一番早い。

 

和室荒床解体

和室荒床解体

和室土間の濡れ方

和室土間の濡れ方


カビは3週間前後で発生することが
多く見られます。
※濡れ方次第では1週間以内で発生
したりカビ臭がとんでもなく発生する
こともあります。

3年前の鬼怒川決壊の際に私も常総市
に数回足を運んだ経験がありますが
消石灰を撒いて白い街になっていた
印象が強くあります。


消石灰を撒いた跡
消石灰を撒いた跡


解体が不十分だと壁内にカビが発生
しカビ臭い部屋になります。


壁内のカビ
壁内のカビ


浸水してしまった高さまで壁を解体
することも考慮して下さい。
3週間もするとカビやカビ臭が激しく
なることがありますから。


濡れた場所に消毒用エタノールを吹き
付けるのはお勧めしません。

即効性はありますが持続性がほぼ無い
のですからお勧めはしません。


近隣であればお伺いして防カビ・消臭
工事が出来るのに…と思っています。
西日本はさすがに遠い。(残念です)

1日も早い復旧を祈っております。


明日からは、東京都葛飾区にて
壁紙張替えに伴う防カビ工事

なります。


 

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