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戸建床下のカビ

防腐より防カビの方が重要


皆さんは、防腐と防カビの違いが
分かりますでしょうか?



防腐で怖いのが「腐朽菌」です。
防腐は、細菌が対象になります。

防カビは、カビ(真菌類)が対象
なります。


順番で書くと、カビ→腐朽菌になり
カビを放置し続けると腐朽菌の呼び
水になることがあります。

(カビが発生し難くなれば腐朽菌も
発生し難くなるとプレモは考えて
います
)

 


シロアリ駆除業者や害虫駆除業者
などから「床下のカビが酷い」と
言われても焦る必要は無いのですが
言われると気になるのが日本人。


ここで重要なのが、床下木材合板に
発生したカビを出来る限り一度リセ
ットする必要があります。


これが「殺菌消毒」になります。

この殺菌消毒を行わないで、防腐
防カビ剤や防腐防カビ防蟻剤をカビ
表面に噴霧してもカビを出来る限り
死滅させていませんので、カビは
繁殖し続けますし、噴霧による風圧
で飛び散ったカビが別の場所に着落
し繁殖する可能性があるので、この
ような作業は非常に宜しくないと
言えるでしょう。



カビ表面に防腐防カビ剤を噴霧しても効果は無い



防腐防カビ剤がカビ専用の防カビ
工事より高い効果があるとは思え
ません。

防腐防カビ防蟻剤も同様です。
(防蟻剤の中に少しだけ防カビ剤が
含有されているだけなので高い防
カビ効果は期待薄です)




以前こんな実例があります。


竣工まもない注文住宅で床下合板に
カビが大量発生してしまったのです。


施主様は、某有名シロアリ駆除会社
に勤め、自らもシロアリ駆除を行って
いた(防腐防カビ防蟻剤使用)のですが、
自宅のカビを見て「これはうちが出来
るレベルではない」と話していたこと
を覚えています。


つまり、防腐防カビ防蟻剤は防カビ
効果が非常に弱く期待してはいけな
い!と言っているのに等しい話だっ
たのです。





本日のまとめ。

床下木材合板カビで殺菌消毒を行わ
ない床下防カビ工事は防カビ工事で
はありません。



殺菌消毒を行わないで、カビ表面に
噴霧
するのはカビを飛び散らせる
ことになり、
カビ再発を繰り返すこと
になります。



防腐防カビ剤や防腐防カビ防蟻剤と
言っても、防カビ効果は非常に弱く
期待薄。
(カビ専門の防カビ工事とでは比較に
なりません)



カビを出来る限り死滅させれば、腐
朽菌などが発生する可能性は低くなる。



ぜひ知って頂ければと思います。



床下木材合板カビでお困りの時は、
プレモに相談下さい。



対応地域は、埼玉県・東京都を中心に
千葉県・神奈川県にも対応しています。


埼玉県さいたま市・川口市・川越市・
鶴ヶ島市・坂戸市・上尾市・桶川市・
北本市・伊奈町・春日部市・越谷市・
草加市・蕨市・戸田市・志木市・新座
市にお住いで、床下木材合板カビが
酷いとシロアリ駆除業者や害虫駆除
業者に言われた時は、プレモに相談
下さい。



明日は、東京都文京区で雨漏りで解体
した壁の復旧立ち合い
になります。

 

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