2016年8月
天井高のために床下高を犠牲にする戸建て床下のカビ
天井高を取るために床下高を犠牲にする戸建て床下の
カビと半端ないカビ臭の住まいの下見を行いました。
説明するとこんな感じになります。
文字と図が分かり難くて申し訳ありません。
上記の図を見て分かりように、床下の通気が出来ない状況です。
このような家が、新築ならば良くない結果になります。
床下の通気が出来ないので湿った空気が停滞します。
床下が低いので、防カビ工事も出来ません。
発生しているカビのカビ取り殺菌消毒を行わないといけないのですが
床下高が低すぎて出来ません。
そして、断熱材などで隠れている木部にカビが発生していても
カビ取り殺菌消毒は断熱材を剥がさないと出来ません。
何故、カビ臭い家になるのでしょうか?
大きな理由は、床下を低くして一番最初に塞ぐ場所が床下だから
と言えるでしょう。
仮に、床下に強制的に行う換気システムがあったとしても
根太レス工法は最初に床下を塞ぎ、システムが稼働するには
時間がかかるのです。
その間、ベタ基礎などから発生している湿度は行き場を失い
カビ臭い床下に変貌させます。
建築会社や工務店は、カビ臭が激しく放たれる状況を想定して
いませんので、床を剥がさないと防カビ工事出来ない床下と
なります。
建売住宅でも注文住宅でも床下が低い家は考えて購入するように
しないといけません。
本当に困った事例が沢山あると思っている今日この頃です。
珪藻土壁紙はカビ易くカビ臭が酷くなるので危険
珪藻土は未だにリフォームや新築で人気の建材です。
そして珪藻土壁紙も調湿効果を期待して人気な壁紙です。
但し、珪藻土壁紙は非常にカビやカビ臭が発生し易い
ことを忘れてはいけません。
RC造戸建て珪藻土壁紙に発生したカビ
珪藻土壁紙のカビ臭は強烈です。
鼻が曲がるようなカビ臭の時が非常に多いのが特徴です。
そのため、以下のような場所には珪藻土壁紙を採用しては
いけません。
1)冬~春にかけて、結露の激しい壁天井や窓周辺
2)湿気の逃げ難いRC造のマンションや戸建て
3)半地下や地下居室
実際に防カビ工事専門業者プレモが遭遇した珪藻土壁紙
の酷いカビ臭やカビの現場の条件でもあります。
珪藻土壁紙のカビ臭は強烈です。
カビ臭が原因の健康被害になる確率も高いでしょう。
家具や衣類などもダメになります。
中には、珪藻土壁紙をクローゼットや押入れ、果ては
戸建ての全ての部屋に採用している施主様もいます。
珪藻土壁紙は、その表面に防カビ工事は出来ません。
珪藻土壁紙を剥がし、下地にしっかり防カビ工事を行い
新規の壁紙を張り直さないといけません。
珪藻土並びに珪藻土壁紙のカビ臭には十分ご注意下さい。
竣工2年以内の注文住宅カビ臭
竣工後2年以内の戸建て(注文住宅)にカビ臭が
発生し易い夏です。
せっかく建てた新居なのにカビ臭くて使えない!そのような事例
が夏に急増します。
原因は、3つあります。
1)建築中に雨に濡れ、水分含有量が高いまま建築を続行したため
に発生する木材の水分が絡むカビによるニオイ。
2)屋根の結露によって発生したカビによるニオイ。
3)湿気が逃げ難い床下工法により発生したカビが原因のニオイ。
もっとも多いのは、3)の床下工法になるでしょう。
2)について言えば、屋根形状の天井の最上階が問題になります。
1)は建築では良くあることです。
ゲリラ豪雨、台風、激しい夕立など養生が間に合わない時に木材が
濡れる&床下に雨水が溜まり込むのが原因でカビが発生してニオイ
が酷いくなることがあります。
床下工法で問題になるのは、基礎内断熱工法や
外断熱工法になります。
特に、人気のある基礎内断熱工法は問題山積です。
酷い時は、ベタ基礎(コンクリート)部分にカビが発生します。
竣工1年以内でベタ基礎のコンクリート部分にカビが発生
上記の写真のような事案は減りません。
ベタ基礎にカビが発生したら床を剥がさないと人が住める対応は
出来ないでしょう。
直接ベタ基礎に防カビ工事しかないのです。
床下が低床だと人が潜れません。
その時は、ファイバースコープなどで調べるのが一番です。
その上で、床を剥がして湿気を逃がしながらの防カビ工事になります。
乾燥期間も含めると時間のかかる作業ですが、行わないと
いつまでも湿気が逃げない&防カビ工事が出来ませんので
施主様やそのご家族までカビ被害が及び健康問題にまで
発展することになります。
問題は、そのような手間のかかる床を剥がす工事を建築会社
が行うかどうか?になります。
外部の一級建築士事務所が設計し、家を建てるのは第三者と
なる工務店や建築会社になった場合、責任のなすりあいになる
危険性があります。
元々、防カビ工事を理解しない一級建築士事務所や工務店など
が相手だと施主様も本当に苦労します。
カビ臭い!と思ったら速攻で建築会社並びに一級建築士事務所
にクレームを言いましょう。
少なくとも床下工法が原因でそのような事案になったのなら今後の
対応策を考えないといけません。
夏の時期に新居床下の湿度が80%を超えているなら
カビやカビ臭発生の大ピンチです。
十分お気をつけ下さい。
※床下の湿度を計測するには、ドラッグストアやホームセンターで
売っている湿度計をベタ基礎上に置いて測って下さい。
最低でも1週間くらいは計測し続けましょう。
基礎内断熱や外断熱工法のような湿気が逃げ難い
床下工法の注文住宅は危険です。
竣工間もない新居床下のカビでお困りの時は、プレモの
防カビ工事をぜひご検討下さい。
※床下に潜れない場合は、床を剥がす必要があります。
あらかじめ、建築した会社との打ち合わせが必要になります。
埼玉県・東京都・神奈川県を中心に関東一円に対応
しています。
戸建て玄関廊下天井材の防カビ工事(埼玉県さいたま市編)
戸建ての玄関廊下天井材の防カビ工事を行いました。
築年数が30年以上経過している家にたまに見受けられる
天井材です。
天井材に発生しているカビ
経年劣化も関係して来ますが、天井にカビが発生している
のは気持ち良くないと思います。
まして天井だと普段から掃除もしにくいので防カビ工事で
カビが発生し難くさせるのは非常に良いことだと思います。
仕上げはキレイになりました。(当たり前ですが)
お客様も納得の仕上がりになりました。(良かったです)
普段から気になるカビやカビ臭は、この夏に一気に
防カビ工事するのも1つの方法だと思います。
住まいのカビでお困りの時はプレモの防カビ工事を
ぜひご検討下さい。
埼玉県・東京都・神奈川県を中心に関東一円に対応
しています。
床下土間のカビで焦る必要は無い
群馬県前橋市に床下下見で出掛けて来ました。
施主様から、「床下のカビがあまりにも酷いのでシロアリ駆除業者が
逃げ出した!」と言われてましたので早速出向いた次第です。
実際に床下を見ると… 床下木材のカビではなく土間のカビでした。
それも過去に石灰を大量に撒いたので固形化してしまったものが
カビに見えたようなのです。
石灰は固形化し一瞬でもカビのように見えることがあります。
石灰を床下に撒いても長年効果が続くことはありません。
固形化して効果も無くなります。
ただ、シロアリ駆除業者の皆さんが言われる床下土間のカビ対策
なるものには疑問を呈しないといけません。
防湿シート+調湿シート(調湿材)+床下換気扇
この組合せはツッコミどころ満載なので採用すると多額の費用
を出費することになりますので考えないといけません。
防湿シートは土間からの湿気を遮断しますが、シートの下の
土間はカビだらけになります。
防湿シートは、通気性がありませんので床下の空間は湿気が
かなり無くなります。
すると、調湿シートや調湿材は必要なくなります。
この矛盾が分かりますか?
つまり、調湿シートや調湿材は直に土間に敷いたり撒いたり
することが出来ないのです。
理由はカビが発生するから・・・ おかしな話です。
さらに、床下換気扇は故障します。
故障すると1台10万円ほど費用がかかります。
床下換気扇については、その効果に疑問を感じるのですが
故障すると通気口を塞ぐことになる→カビが発生し易くなるので
取付は慎重に考えたほうが間違いないでしょう。
いずれにしても、高額な工事になりますので無理に行う必要は
無いと思っています。
珪藻土でカビ臭が消えることを期待してはいけない
カビ臭い部屋のニオイを取るのに珪藻土を
塗る方がいます。
しかし、珪藻土でカビ臭が消えることはありません。
カビは珪藻土にも発生します。
珪藻土に発生したカビのニオイは半端ではありません。
喉がヒリヒリし、咳込む部屋になります。
珪藻土でカビ臭が消えることなく、カビが発生し易い建材なので注意が必要
カビ臭は、市販の消臭剤では消えることはありません。
一時的に消えた!と感じたら、中和分解ではなくマスキング効果
の典型と言えるでしょう。
カビ臭は雑菌とは違います。
真菌類なので、かなり強力な薬剤を使用しないとカビ臭が消える
ことはありません。
※作用機序が違います。
無駄にお金を消費するのは止めましょう。
珪藻土にカビが発生したら、結構なお金を出費することになります。
珪藻土にカビが発生しても、カビ臭が酷くても防カビ工事が第一選択
であることを覚えておく必要があります。
カビ臭でお困りの時は、プレモの防カビ工事を
ぜひご検討下さい。
埼玉県・東京都・神奈川県を中心に関東一円
に対応しています。
部屋中がカビ臭く感じる
カビが発生していないのに部屋中がカビ臭く感じる!
そのような部屋が皆さんのお住まいにはありませんか?
目に見えるカビがあるなら、カビ発生箇所だけ防カビ工事すれば
良いと思いますが、目に見えないカビが無いのにやたらとカビ臭い
と感じる時は、部屋全体の徹底的な防カビ工事が必要です。
カビ臭い部屋には防カビ工事が必須です!
ちなみに、上記の写真の場合ピタリとカビ臭が消えました。
クロス壁紙を剥がしていてもカビ臭がしていましたので
施主様もビックリ!でした。
造り付けの家具がある時は、その裏が出来ませんが
出来れば徹底的に防カビ工事したいものです。
石膏ボード下地で傷んでいる穴が開いているなどの状況では
交換しなければいけませんが、防カビ工事はエコスタイル
と呼べる工事です。
下地からカビが発生していれば、クロス壁紙張替えが伴いますが
クロス壁紙表面にカビが発生していれば、クロス壁紙を生かして
キレイに仕上げることが可能です。(珪藻土・布のクロス壁紙や
脱色されやすい製品を除きます)
部屋中がカビ臭いと感じる時は、プレモの防カビ工事を
ぜひご検討下さい。
埼玉県・東京都・神奈川県を中心に関東一円に対応して
います。