珪藻土・漆喰・砂壁等のカビ
繊維壁のカビ対策(東京都杉並区編)
東京都杉並区に下見で出掛けて来ました。
杉並区だけで3件ありました。
そのうち印象的だったのが繊維壁の古いマンションです。
以前も杉並区で繊維壁のカビ対策を行いました。
※繊維壁が結露によってカビが発生
古いマンションでは繊維壁のある壁には断熱材がありません。
あっても申し訳ない程度で、結露が止まることはありません。
古いマンションでは、壁にガス栓がありガスファンヒーターを
使用して下さい!と言わんばかりの仕様になっていますので
普通は使ってしまいます。
窓の開閉も含め換気が上手くいかなかったり、荷物が多過ぎ
たりすると繊維壁も簡単にカビが発生して来ます。
繊維壁はそれ自体が呼吸器系に良くない壁であるのに
カビが発生するとより悪い状況になります。
繊維壁のカビ対策は至極シンプルです。
繊維壁を掻き落とす
(防カビ処理後)断熱材補強
(防カビ処理後)壁紙張り
で完成になります。
繊維壁の上から防カビしても効果は薄いと言えます。
しっかりカビ対策することが肝心です。
繊維壁のカビでお困りの時は、防カビ工事専門業者プレモに
相談下さい。埼玉県・東京都・神奈川県を含む関東一円に対応しています。
明日は、杉並区の隣の世田谷区に出向きます。
珪藻土にはカビが発生する(東京都北区編)
珪藻土にはカビが発生します。
ですが、TV番組などでは誇張して伝えられるケースが少なくありません。
冬に結露する団地やマンションをご存知でしょうか?
珪藻土は湿気を吸い取り、天然の調湿材とか言っています。
冬の結露の激しい部屋に、そういう営業トークを信じたお客様が珪藻土
を採用する事例は少なくありません。
何せ、大手のリフォーム会社(ハウスメーカーのリフォーム部を含む)も
結露とカビ対策なら「珪藻土」と何とかの一つ覚えの様に言います。
ですが、珪藻土はカビます。
それが事実なのです。
珪藻土壁紙もありますが、同じですと言いたいところですが・・・
珪藻土壁紙は、本物の珪藻土よりもっとカビが発生します。
本物の珪藻土のカビ
珪藻土壁紙のカビ
珪藻土のカビ臭は半端ではありません。
今日も東京都北区にて遭遇しましたが、あっという間に咳き込みました。
これでは体調がおかしくなる!と言う危険水域のレベルです。
珪藻土(珪藻土壁紙)は、RC造のマンションや団地には採用してはいけない
建材なのですが、リフォーム業界ではそういう部屋の湿気対策やカビ対策
になると必ず勧められます。
カビが発生しないとかカビ対策になるとか根拠の無いことを言うのは
そろそろ止めたほうが良いと思いますよ。
お客様から教えて頂いたTV番組ではありませんが、事実を歪曲して
公共の電波で語るのは止めたほうが良いと思います。
そもそも、珪藻土がカビる!と言う事実を知らないのでしょうね。
皆さんは、間違った選択はしないで下さい。
自然の力、天然の力でカビが止まることはありません。
珪藻土に発生したカビは、掻き落として壁紙張替えに伴う
防カビ工事が第一選択だと思っています。
珪藻土は使う場所を考えて採用するのが一番です。
その時は、使う場所や環境と質と量がポイントになりますね。
明日は、今日と同じ埼玉県和光市に防カビ工事で出掛けます。
珪藻土に発生しているカビ、漆喰でもカビは発生する(東京都武蔵野市編)
東京都武蔵野市にて行っていた珪藻土を剥がしての防カビ工事は無事終了することが出来ました。
防カビ工事専門業者プレモの防カビ工事は、防カビ工事をするだけでなく住み方のアドバイス、防カビ工事後の管理方法も含めて話をしています。
工事して終わりではありません。
お客様にとって、防カビ工事が終えてから毎日が管理となるので
少しでも負担が軽減出来る様な方法をお話し出来ればとおもって
います。
珪藻土にカビが非常に発生し易いのは言うまでも無いのですが、それを認めようとしないリフォーム会社があるようです。
それも大手の会社です。
そして再び珪藻土のカビと対峙する時が来ました。
今回の珪藻土下地は、コンクリート躯体ではなく石膏ボードです。
冬の時期、石膏ボード下地が濡れるのです。
と言うことは、断熱材不良なのです。
断熱不良の場所に珪藻土を塗ってはいけません。
大手のリフォーム会社なのにそんなことも知らないで営業しているのか?
と呆れてしまいます。
上記の写真はまだ良い方です。酷い場所は一面に発生しています。
それから異様なカビ臭がします。
今、珪藻土を塗ることを勧めていたリフォーム会社が漆喰を勧める
様になっていますが、この漆喰もカビます。
強アルカリ成分の漆喰でも結露するマンションや地下室に使用すれば
カビは発生します。
細菌に強いと言う触れ込みですが、カビは関係ありません。
カビは真菌なので細菌とは違います。ある意味もっとしつこい!
と言うことで見た目重視、言葉で印象を良くしてリフォームしようと
するリフォーム会社が増えています。
珪藻土でもカビます。漆喰でもカビが発生します。
そのことを踏まえて、リフォームを検討している皆さんはご検討下さい。
それから、カビの発生が嫌でリフォームを検討しているなら専門の
防カビ工事業者に依頼下さい。
珪藻土はマンションに採用してはいけない(東京都武蔵野市編)
東京都江東区の防カビ工事を終えて、東京都武蔵野市にて下見を行いました。
下見をさせて頂くと、色々勉強になることが多く本当に経験値が上がります。
過去にもありましたが、マンションに珪藻土を採用してはいけないのを
皆さんはご存知でしょうか?
何故、通気性が悪く湿気が逃げにくいマンションの部屋に珪藻土を塗るのか?
理由は簡単です。窓の結露や壁天井が結露で濡れるからです。
つまり、珪藻土を推している人から言わせれば「カビ対策」になると信じて
いる節が見え隠れしているのです。
ですが、珪藻土は通気性が悪く湿気の多いマンションの部屋に採用すると
一気にカビが発生して来ます。
※写真の様な珪藻土のカビが高い頻度で発生することになります。
酷いリフォームになると、3つの建材が採用される部屋になります。
①珪藻土の壁
②内窓
③無垢材の床
カビに対する抵抗力が無い建材を何故使用し続けるのか?
凄く疑問です。
内窓については、気密性が上がります。
中には以前よりも酷い結露を発生させる場合があります。
複層ガラス(Low-E)にしても結露が止まらないことがありますし
気密性が上がるので、湿気がより逃げない状況になります。
珪藻土にとっては悪夢と言えるでしょう。
特に、コンクリート下地の壁に珪藻土塗っては絶対にいけません。
これは絶対です!
激しく毎日発生する結露を塗厚が2mm~5mmほどの珪藻土で
対応し切れるはずがありません。
珪藻土は壁紙の様に張替えが不得意です。(塗り増しが主)
珪藻土にカビが発生した後のカビ対策には本当に苦労します。
やり逃げの業者やリフォーム会社が多いので皆さんも気を付けましょう。
それともう1つあります。
壁紙の上から珪藻土を塗っては絶対にいけません。
これも絶対です。
理由はまた別の機会に書きたいと思います。
これから気温が上昇し続ける時期は珪藻土のカビや珪藻土のカビ臭
にご注意下さい。